「障害」

私の子供は生まれたときからお耳が聞こえません。

私がハッキリと自覚したのは、娘が2歳になる前の正月が明けて、「とんど」祭りのときでした。

高く積まれた竹が、バチバチ大きな音ではじける中、他の子供はそれを聞いてキャーキャー騒ぐのに、うちの娘はジーッと燃えさかる火を無言で見ていました。

「アー、この子はお耳が聞こえていないのだ。」

それから広島市の双葉の里にある、相談センターへ通うことになったのです。

通うことになって間がない頃、初めて同じように訓練に通っている子供に出会いました。

娘より一つ年上の、目がクリクリした可愛い男の子でした。

あれから40年近く経過して、兄弟のように訓練の時間をすごしたその男の子は、もう40過ぎのおじさんです。

ひょんなことで2日前、かわいい女の子を抱っこしている彼に出会いました。

走馬灯のようにさまざまなことを思い出している私です。

40歳過ぎの彼は、今でも昔のまま「セガワのおばちゃん」と呼び、私は「●●ちゃん」と呼びます。

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「障害者雇用を本気で」

広島県中小企業家同友会の障害者問題委員会の副委員長をしています。

去る8月28日に広島県手をつなぐ育成会から数人のジョブ・ライフサポーターに来ていただき勉強会が開催されました。

　

それをご縁に、障害者雇用を本気で考えてみようという企業が現れて、このたび企業とジョブ・ライフサポーターを繫げることになりました。

サポーターの人に企業訪問をしていただき、会社の考え方をヒアリングしていただき、工場内を見学していただきました。

　　　　　　　

ここは高温の火を扱うので向かないと思うとか、ここは根気が必要だけれど繰り返す仕事なので就労が可能ではないかとか、工場長として本気で障害者雇用を考えておられる様子が伝わってきました。

こんな様子を傍で見ながら、改めて中小企業って暖かいと思いました。

大企業って従業員を歯車のひとつとして見てる気がします。そう感じたこと無いですか？

1000人の中の一人と、50人の中の一人はウエイトが違います。

大企業は法律が雇用率2パーセントだから人数を増やそう・・・と結構事務的です。

中小企業は法律は法律なんだけど、一人雇用する重さが違うので慎重ですが本気です。

サポーターはサポーターなりの角度からメモを取り、仕事の切り取りで、可能性を探っておられます。

うまくマッチングするとうれしいなあ。

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「障害年金おたすけネット」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。

「障害年金おたすけネット」が立ち上がってもう随分になります。

ネットワークを組んでいた社会保険労務士の先生方も

今は引っ張りだこで、

年金相談センターや年金事務所の助っ人として借り出されたりで忙しそう。

気が付けば、事務局としての場所を提供した関係で、

今はセガワ事務所のスタッフが対応しているのが実態です。

ブログで、「障害年金」を取り上げるとしばらくの間お問い合わせが続きます。

１０人のスタッフがいつも１件なにがしか抱えているという状態が続いていたのですが、

しばらく「障害年金」のことをブログに書かなかったら、

気が付けば、今誰も「障害年金」抱えていないという珍しい状態になりました。

少し時間的余裕が出ましたので

「障害年金おたすけネット」をあらためて紹介させていただきます。

お困りの人がおられたら、

遠慮なさらないでご相談ください。

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「障害者雇用フォーラム」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。


同じ日に

「障害者雇用フォーラム」と

「広島県集落法人記念大会」が開かれて、

両方とも結構長時間の行事で、

私は欲張りなので両方かけもちで参加しました。

忙しかったです。

私と同じように掛け持ちした人がおられましたよ。

それは、湯崎知事。

１３時から「障害者雇用ファーラム」で来賓挨拶。

１３時半から「広島県集落法人記念大会」来賓挨拶。

知事って大変だねえ！

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「広島障害者職業能力開発校」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。

中小企業家同友会の障害者問題研究会のメンバーとともに、「広島障害者職業能力開発校」を見学させていただきました。

行かせてもらってよかったと思います。障害にもさまざまあって、ｗｅbデザイン課の作品などを拝見するにつけそのレベルの高さはビックリするほどでした。

仕事をする上で「挨拶」や「報告」を大切にされていて、

「障害者」というけれど、

私と彼らの間のどれほどの隔たりがあるのだろう・・・といろいろ考えさせられる時間でした。

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「障害者問題研究会」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。

広島県中小企業家同友会で、

今年4月から

「障害者問題研究会」が立ち上がりました。

知的障害者が社員の4分の3を占めるという、

日本理化学工業株式会社の会長・大山泰弘様のお話をどうしてもお聞きしたいという念願が叶い、

去る11月11日に実現しました。

広島文教女子大学の大講堂をお借りして、200名強の人の集客で実現しました。

「働く幸せ」感じていますか？

当社の社員もそろって傍聴。

「これまで、働ける幸せみたいなことを考えたこともなかったけれど・・・」と正直な感想を述べていました。

心にしみるお話でした。

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「障害年金」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。

私を入れて総勢12人の当社では、

私のこだわりの中で「障害年金」に力を入れてて、

スタッフは私のこだわりに付きあう形で

常に一人1件は「障害年金」を抱えている感じがします。

最初の相談はたいてい私がお受けします。

その後、スタッフへ回します。

最近の相談はとみに「鬱」に関しての相談が多いです。

「審査請求」に関しての案件も増えましたね。

「相談手続き一式3万円」を設定しています。

先日おいでになった人は「安い」とおっしゃっていました。

大概はそのようにおっしゃいますが、

本日おいでになった人は「高くは無いのかもしれないけれど、生活に追われていて払えない」とおっしゃいました。

出来るだけご自分で出来るように手順やコツをお知らせをしたつもりですが（相談だけは無料です）

「体調の悪い中、大丈夫かしら。」という心配を残してお帰りになりました。

私も寝つきが悪く、ウジウジとした後悔にも似た心が残りました。

ボランティアして差し上げればよかったかしら・・・？

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「社会福祉法人あさみなみ」

セガワ労務管理事務所のせがわです。
「寄り添う形のお役立ち」をモットーに社会保険労務士をしています。

「社会福祉法人あさみなみ」は障害者の人のお世話をされているところです。

広島県中小企業家同友会の仲間と見学に行こうということで、「夏祭り」へ参加しました。

建物の外ではバザーをされていました。

建物の中ではお世話をされる先生方でしょうか、音楽会を催されていました。

あさ作業所の施設長さんの中司（なかつかさ）さんとお知り合いになりました。

とてもいい人そうで、何かお役立ちをしたいなあと思いました。

そう思うことだけで、

なんだか自分が良い人になった気持ちになりました。

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「障害年金」

お名前、聞いたことがあるような気がするけど誰でしょう・・・？

電話口に出て、話を聞きながら思い出しました。

10年前に「視力」で、「障害年金」のお世話をさせていただいた人でした。背の高い、「障子の穴から物を見ている感じです。」と表現されたあの人。

ご自分の請求を済ませてからお二人ご紹介をいただきましたね。

「その後目のほうの調子は如何ですか？」と聞いたら、「今は全く見えません。」とおっしゃって「外出も限られて・・・。」

話をしに事務所へ来たいとのことです。

介護者の人と日程を打ち合わせて4月に来ていただく事になりました。

気をつけておいでくださいね。

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「障害年金」ダメもとで請求してみたら？

障害年金の相談が入りました。

現在、身体者手帳の3級を持っておられるんですって。会社勤務をしておられるときに体調を崩されたみたい。

ダメもとで請求されたらどうかと助言しました。

でも、主治医から「駄目でしょう・・。」と言われたらしい。

お電話の限りでは、3級程度は希望あり・・・と思ったのですが・・・。障害厚生は４級の一時金ということもあるし・・・。

あれっきりお電話がありません。とても心配しています。


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デフリンピックをご存知ですか？

４年に一度、国中の期待を背負ってスポーツの祭典オリンピックが開かれます。

追いかけるようにパラリンピックも開かれます。

パラリンピックは障害者のスポーツ祭典ですが、参加資格に「聴覚障害」が含まれていなくて、

聴覚障害者のスポーツの祭典は別途に開かれています。

「デフリンピック」と言います。

ご理解いただき、どうぞ、応援してください。

下の写真は、日本聾唖者連盟に事務員として勤務する娘が、

突然首相官邸へ上記のようなメールを送ったとき、

当時の阿部首相から、

「どうぞ官邸へおいでください。」いう連絡が入り、首相官邸へ伺ったときのスナップです。

今年の開場国は台湾です。

あまりニュースになりませんが、今月初旬より中旬まで、選手たちは今の今も、

台湾でがんばっているところです。

広島県からもテニスで中学生の梶下君が出場しています。

どうぞ応援してください！



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障害って、吹っ切ることも必要

障害に関する相談が入りました。電話では解りにくいので、来所できるようであれば、事務所へおいでと声をかけました。

お話を聞くのに、

「自分が情けない」っておっしゃいます。

「障害年金がもらえないかと、必死になる自分が惨めだ・・・。」とおっしゃるのです。


貴方はどう思われますか？


セガワは次のように答えました。

『私の娘も重度の障害を持ってます。生まれながらお耳が聞こえません。私も、娘が幼いころ、どうしてこんな風に産んじゃったんだろう、健常に産んであげられなかった母親としての責任に悩んだときもありました。

黒い障害者手帳の交付を受けたとき、この子は障害者なのよと、烙印を押されたようで、娘がかわいそうでなりませんでした。

同時に、特別児童扶養手当をいただいたの。月額３万か４万くらいだったと思います。

この娘のために全部使おうと思いました。情報が入りにくい障害だから、いろんなところへ連れて行って、いろんな経験をさせてあげよう・・・と思ったんです。

夫は安サラリーマンだし、私もまだ開業間がなくて夫の扶養の範囲だったし、正直助かった。

いただくお金は、国民の皆様の血税じゃないですか。

この娘は社会に生かされてるって思いましたね。人間らしい人間に育てなくてはって思いましたね。

開き直っていいんじゃない？

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障害年金で一番にヒット？

盆の前に、障害年金の相談が続きました。先週は２件。

足元の悪い中、来所されました。

だいたいは、先にお電話が入ります。

先週の２件とも、インターネットで「広島」で、「障害年金」で、一番にヒットしたので・・・とおっしゃっていました。


当社は『ご相談は無料』で承っています。

交通整理は無料でさせていただきますが、手続きを代行する場合は基本料金３００００円となっています。

半数以上の人が、途中まで自分で動かれていて、書きかけた書類をお持ちになります。

社会保険事務所へ何度か相談に行かれたという人も結構おられます。

来所された方の３分の２くらいの人が手続きまでお願いされます。

もう自分で動くのがしんどいという人、社会保険事務所で待たされるのがもう嫌・・・、説明がよく理解できない、という人も多いです。


スタッフを必ず同席させますが、相談業務は私の仕事。

他の仕事を抱えながら、還暦を過ぎてから体調も変動的なのですが、これこそ、私たちに出来る社会貢献だと思ってがんばっています。

社会保険労務士仲間で、「障害年金おたすけネット」を結成して、協力しながら対応できる仕組みにしています。

どうぞ、ご遠慮なく！







我が家の庭のやまぼうし。
花も小さかったので、実も小さい


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酒井法子と手話

私の娘は生まれたときからお耳が聞こえません。障害等級２級です。

会話の手段として手話を使います。


そういう関係で、

紅白歌合戦という番組で、酒井法子という歌手が手話を使って歌を歌ってたのを見た時、

こういう風に手話を広げてもらってありがたいなあと、

涙が止まりませんでした。


そんな彼女が覚せい剤を使用していたとして、何度も何度も彼女がテレビ画面に映し出されています。

何度見ても、清楚で、覚せい剤と無縁のように見えます。

手話を使って歌う彼女と、覚せい剤が、とても結びつきません。


ファンではないし、ドラマも歌も知らないけれど、とてもショックで残念です。

広島の県北、庄原で写したアザミです。
東北で見た大きなのと比べたら、楚々と咲いています。

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年金相談

最近、年金に関する話でうれしいことが続きました。

その１

27年前まで顧問をしていた整形外科さんがありました。
院長先生が急死されて病院ごと売却されて顧問を外れた、そのときの総務経理部門長をされていた方から電話が入ったのです。
寡婦になられて遺族年金を受けてたとのこと。

還暦を迎えて「遺族年金と、老齢年金について教えて・・・。」と実に27年ぶりにお会いしました。
相談より27年分の、今に至るまでの雑談のほうが多かったのですが、覚えていてくれて相談してくださってとてもうれしい再会でした。

その２
昨年暮れに手続きをした「障害年金」の相談者からの吉報。

もうすぐ還暦を迎えるので、障害等級が2級だと余りメリットないからね・・・というケースでした。
申請書を提出して、社保庁からその後のいろいろな問い合わせも多く心配をしていましたが、「障害等級1級」のお知らせが着たとのこと。

お世話したからには相談者にとって良い結果は私たちもうれしい。


その３

これも数年前にお世話した障害年金がらみです。
ご当人のことではなく、同じ傷病で悩んでおられるという友人の紹介です。
近日中にご一緒に当社へおいでになりたいという連絡でした。

今回は躁鬱関連ですが、以前は視力関連で紹介したいと芋づるのように数人続いたことがありますね。
同じ傷病での会合みたいなものがあるのかもしれません。情報交換がなされるのでしょうか。

お電話でお話したのは、「最善の努力はいたしますが、私たちは手続きを代行するのであって、年金受給を請け負うのではないですよ。」

この仕事をしていうる限り、頼りにされるのはとてもうれしいこと。

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障害年金

　一時期、ブログガンバローと毎日のように書き込みをしていたのですが、ある時読者の数を調べてもらったら、考えていた数字とずいぶんのギャップに意気消沈。
その後ピタッと筆が止まりました。
今日は本当にひさしぶり。
実は昨日やっぱりホームページを立ち上げて、ブログも書いていて良かったと実感した出来事があったのです。

　もうご縁をもって３〜４年になる企業の社長さんなのですが、自分の障害年金について相談したい・・・とお電話がありました。
え、？社長さんが障害年金？と思いながら時間を設定してお会いすることになりました。
聞いてみると、これまで聞いたことの無い難病で２０歳前の初診です。
そうなると、社長さんもそれなりに年を重ねておられるので、それなのにこれまで障害年金の請求をされていなかったの？という疑問が湧いてきました。
でも本当に全然知らなかったんですって。
インターネットではじめて知って、当社のホームページを見て相談してみよう・・ということになったらしい。
ホームページを刷新してブログで情報を流してて、お役に立ててよかったと思いました。

　障害年金ってちょっと手間がかかり、事情を把握するのに、根掘り葉掘り質問するけど気を悪くしないでくださいね。
私たちは味方です。
うちの事務所だけで対応しきれないときは社会保険労務士仲間で組織している「障害年金おたすけねっと」がついています。

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「障害年金」

うちの娘が聴覚障害だという話をしました。生まれたときからの障害なので、２０歳になったときから「障害基礎年金」を受給しています。
彼女は大学を卒業後三井物産という会社に勤務しましたが、丸３年経過した時点で退職、その後の３年間は東京都庁へ挑戦してのバイト生活でした。今は全国聾唖者連盟という組織で勤務しています。

　その彼女がバイトをしていた3年間のこと。父親の扶養に入れてと送ってきた源泉徴収票を見てびっくり。年間の収入が80数万円だったのです。東京での生活が一人住まいとは言え80数万円で生活できるはずも無い。三井物産の退職を反対してた私に援助してとは一言も言ってこない。本当にびっくりしました。

　この3年間の娘の生活を助けてくれたのが障害基礎年金です。娘の自立を助けてくれました。

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「障害は個性」

おはようございます。ラジオから、四国の鳴門で障害者のための事業を立ち上げておられる方の談話が聞こえてきました。「いつの日にか、障害もその人の個性なんだと言える社会になったら良いと思う・・・。」 その話で、すっかり頭が目覚めて昔のことを思い出しました。

　私の娘は産まれた時からお耳が聞こえません。障害等級は2級です。いつも彼女にお話していたことを思いだしました。幼児にとっては重過ぎる補聴器を首に掛けて、耳につながるコードを邪魔だと嫌がる娘に言い聞かせていたこと。

　「お母さんが子供の頃、メガネは嫁入りキズになる・・・と言われてた時代だったのよ。それが御覧なさい。今やメガネの縁も色とりどり、形もさまざまでファッションになってるでしょ。奈美ちゃんが大人になる頃には補聴器も、難聴という障害も個性と言われる時代が来るからね・・・。」

今や補聴器も箱型は姿を消し、耳栓のごとく小さくなって性能はすばらしく発達しました。ラジオに向かい独り言「障害は個性と言われる日がきっと来ますよ。先輩たちもがんばっていますし、社会も応援しています。」

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障害年金

「インターネットによりセガワ労務管理事務所の存在を知りました。」という障害年金の相談が相次ぎ、前後して２件手続きが終了しました。

一件はご家族３人がお見えになり、弟さんの精神的な病で何十年と悩んでこられたお話です。
いろんなあらゆるところへ相談を掛けたけど年金の手続きに至らなかった、面倒を見続けてこられた親御さんもご死亡になられ中年にならんとする弟さんの今後の生活を考えると途方にくれるといったご相談でした。
もう一件は、若い頃から持病を主治医から指摘されながら放置した結果、人工透析に至ったというケース。
こちらは仕事がまだ現役で専門職で収入には困っていない人でした。

セガワ労務管理事務所では一件ごとに一人づつスタッフを張り付かせて対応します。
スタッフで対応し切れない場合は、社会保険労務士仲間で作っている「障害年金おたすけネット」というグループへＳＯＳを出して応援依頼をします。
今回のこの二つのケースは、当事務所のスタッフを一人づつ貼り付け、社会保険事務所に相談を掛けつつ最後の手続き完了までに２〜３ヶ月掛かったというケースです。
障害年金は結構時間と手間が掛かるので、費用を抑えているつもりですが今回も３００００円請求させていただきました。
２件とも感謝されて、「ありがとう」という言葉とともにこの請求書を受け取られました。
人工透析のケースは「こんなに安くて本当にいいの？もっと取ってもらって良いですよ。」というお電話まで・・・。
私たちの仕事って、させていただいて、感謝されて、おまけにお金頂いて、なんとありがたい仕事なんだろうと思います。まさに天職だわと思う瞬間です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　瀬川　徳子