社会保険労務士事務所として、「解雇しないで会社を維持する」ために、雇用調整金の制度の広報に勤め、知らないで申請漏れが無いように尽力してきました。
職員もクライアント様に寄り添い頑張ってくれています。
一件づつを考えると、利益を生まない部分も多々あります。
それでも、これまで育てていただいたお客様や、世の中全体への恩返しみたいに思ってやってきました。
そんなところへ衝撃的な話が流れてきました。
コロナをきっかけに、事業の再構築に着手し、見込みのない事業から撤退し、その業務に携わる従業員を解雇するというというのです。
解雇される従業員のつらさはよくよく理解するけれど、会社が勝ち残るために、当然会社として取るべき選択であるとのことです。
「会社は競争に勝ち、利益を生む」ことこそが、経営者のとしての命題であると。
そういう局面に立ったら、果たして「それは違う」と言い切れない自分がいます。
「同志として一緒にがんばってきた従業員を解雇できる?」と心に聞いたら、「いいカッコするな」という影の声が聞こえます。
どのように考えたら良いですか?
貴方はどうなさいますか?
2020年11月16日
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