日本農業新聞に、夏の花としてトルコキキョウが取り上げられてました。
花もちが良く、暑い夏向きなんですって。
トルコキキョウで、高校時代の同級生を思い出しました。
広島県東広島市の農業技術センターで、「農業の労務管理セミナー」の講師を務めたときのこと。
広い講堂の後ろの方で、一人偉そうに腕組みして、反り返って聴講してた人がいました。
帰り際に声をかけられ、偶然に再会しました。そこの職員さんだったのです。
その時彼曰く、「自分は三流大学しか進学できなかった」「でもここで。素晴らしい指導者に出会って、トルコキキョウの研究をすることになった」「研究成果が認められて、名を成すことができた」「大学の一流二流なんて関係ないと、堂々と言える今がある」。
「相当な劣等感を持ってたのね」と感じつつ、
劣等感を跳ねのけて、堂々、人生に自信を持って歩む彼の話でした。
私たちはもう後期高齢者だから、センターは卒業されている事でしょう。
トルコキキョウの記事を読んで、突如思い出したエピソードです。