農業の死亡事故についての統計結果が出ました。
統計って2年前のものが結果発表されます。
昨年度(内容は平成30年の実態になります)、初めて300人を切ったことをブログで取り上げました。
長年の念願だった「300人」という数字です。
このたびの発表結果は死亡者:281人でした。
ひとえに、農業機械の改良、安全教育、意識の向上の賜物です。
他産業はいち早く、安全教育や教育による意識の高まりの中、死亡者数はドンドン減少していったと思います。
農業においては「やっと」が現実です。
農業労災は特徴があって、多くの事故が「重機作業中」に発生します。
大きな事故につながりやすく、死亡も「重機作業中」という事になります。
高齢者の多い産業なので88%以上が65歳超の人たちです
さらに、男性が操作されることが多いので、大半の被害者は「男性」です。
これから女性が農業へ参画・進出していくために、何をどうすべきかも透けて見えますね。