2020年09月09日
「働き方も様変わり-ダブルワーカー」
社会保険労務士の仕事を始めて40年以上になります。
働き方も、一つの会社に定年まで勤務「一所懸命」が普通でした。
以前の就業規則は「ダブルワーカー」認めない、認めたとしても「会社の許可」を必要とし、許可ハードルも厳しかったと思います。
その後「派遣」という働き方ができて、ITという産業が発達してきました。
各自が自分らしい働き方を模索して、さらなる高みを目指して転職もステータスかも…と思わされるようになりました。
企業側も自社にとって必要で有能な人物へは、その価値に対して賃金を支払いたいと「人事評価」が普及してきました。
そんな世の中の動きに呼応して、ダブルワーカーが社会的に認知されたという事かもしれません。
労災事故に対する補償が自社で起こったものでなくても、保険給付の基礎として算入されることになりました。
「パート勤務者」はいろんな事情でダブルワークを余儀なくされている人もおられるでしょう。
そういう人にとっては、朗報と言えるでしょうね。
社員は「会社にとっては家族」「会社の扶養家族」で、「年功序列」という言葉も懐かしく感じます。
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